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KSA International Info
'98.12 No.00

新製品のごあんない

エッセンシャルオイルのための天然素材の乳化剤「ディスペール」(Disper) 当社はこの優れた乳化剤ディスペールの日本国内独占販売権を有しています。

エッセンシャルオイルのための天然素材の乳化剤(ディスペール)

　ディスペールは1984年エッセンシャルオイルを乳化調整するために開発されました。 植物の細胞膜の中の脂質を独自の方法で抽出して得られた天然素材の乳化剤であるディスペールは ヨーロッパではアロマデラピーを手がけている医師や薬剤師の要望によって作られたもので、 既に10数年にわたって使用され、優れた成果を示しています。

　エッセンシャルオイルは水に溶けません。従ってそのまま水に混ぜると、油の粒となって 水面に浮き、均質の溶液となりません。ディスペールはこの難点を除くために天然の分散剤 (植物の細胞膜の脂質から取った)を使って、エッセンシャルオイルを水の中に分散させます。
　この方法はディスペールが含んでいるいくつかの化合物の作用でエッセンシャルオイルを 細かく包み込み、リポゾームを形成します。その結果溶液中に幾千万の微細な(0.1ミクロン 以下)リポゾームが生じ、乳液状になります。
　エッセンシャルオイルをそのまま水に落としたときの油滴と比べるとディスペールによっ ておびただしい数のリポゾームに別れたエッセンシャルオイルの表面積は飛躍的に大きくな ります。こうして分散したエッセンシャルオイルの均質性が増大し、生理活性が高まります。
　その上、ディスペールによってリポゾーム化したエッセンシャルオイルは、もはや直接上 皮細胞や粘膜と接触することがありません。このため、刺激が少なくなりエッセンシャルオ イルが直接皮膚と接触するときに生じ得る副作用（身体の細胞膜へのダメージ、あるいは胸 やけやゲップなど）を減らします。
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食品添加物として用いても全く安全

　細胞はエンドサイトーシス（細胞膜の取り込み）を通じて、細胞より小さいリポゾームを 取り込むので、リポゾームの中身（つまりエッセンシャルオイル）は細胞内に効率よく吸収 されます。こうして、同じ生理効果をあげるため、少ない量のエッセンシャルオイルで済み、 不都合な副作用もそれだけ減らすことができます。ヨーロッパではディスペールを非油性の 助剤として用いることで、エッセンシャルオイルを経口に、また外用（うがい、湿布、スプ レーローション、入浴など）に用いています。ディスペールはまた、上皮層をよく通過する ので、皮膚によるエッセンシャルオイルの吸収を高めます。ディスペールは毒性のない天然 の素材でできていますので、（天然）食品添加物として輸入しているエッセンシャルオイル をより安全に使用できます。
　このようにリポゾームを形成している乳化剤は、通常の乳化剤よりも生体有効率（バイオ アヴェイラビリティ）ははるかに優れています。
　リポゾームは人間の細胞膜より小さいので、身体の細胞膜にエンドサイトーシスによって 取り込まれます。その段階でリポゾームの中身（エッセンシャルオイル）は細胞内に放たれ 作用をあらわします。こうして細胞膜には害を与えません。リポゾームの膜は人間の細胞に 似ているために人間の細胞膜に吸収されたり排出されたりします。
ディスペールは、合成洗剤（Tweenなど）やポリエチレングリコール、スルホン化油、合成 脂肪酸などは含んでおりません。また、コレステロールも含んでおりません。自然に存在し ない成分は含まれておりません。成分についてはラベルをご参照下さい。


ディスペールの上手な使い方

　エッセンシャルオイルとディスペールを混ぜ合わせる際は、1〜20%以内のエッセンシャル オイルを80〜90%のディスペールと混ぜます。（例えばエッセンシャルオイル10滴と90滴の ディスペールを混ぜ合わせます。）
　この溶液をお好みの飲料水などに適量を入れて使用します。しかしフェノール類（カルバ クロール、チモール、オイゲノール）など刺激の強い成分が含まれているエッセンシャルオ イルでは、エッセンシャルオイル3%以下ディスペール97%以上の溶液をつくってその溶液を 100mlの水または水性のものに対して0.35ml（約7滴）以下を混ぜて下さい。こうすれば刺激 がなくておいしく飲めます。
　弊社は食品添加物として厚生省の許可を得たエッセンシャルオイルを取り扱っている国内 で数少ない会社です。今まで味わったことのない味をお楽しみ下さい。

長期間（5年）保存可能なディスペール

　ディスペールはきっちり蓋を閉め、光線を避けて保存すれば、少なくとも5年間は安定保存 状態にあります。

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蜂蜜セット

オーストリア･アルプスの蜜蜂たちからの贈り物
高品質な健康食品


こんな人にお奨めします

☆心身か疲れている人
☆病気が回復へ向かっている人
☆もっと気分を明るくしたい人
☆免疫を高めたい人
☆体力にかげりを感じている人
☆スポーツマン
☆出産前後の人

森林はちみつ(500g入り）

◇主成分の約80%が良質な糖分（ブドウ糖、果糖、しょ糖）で、このほかミネラルとビタミンが 含まれています。
◇採蜜源は70%が森林、30%が野生の花です。
◇抗生物質や防腐剤など非天然物は一切使われていません。
◇朝食や普通の料理に砂糖代わりに使って下さい。
◇天然生産物のため体内で簡単に消化され、すぐエネルギーに代わります。
◇鍼、灸、接骨院など治療院やエステなどで使われています。

花粉入りはちみつ(125g入り)

◇ミツバチの食べ物である花粉を、はちみつに10%混ぜた健康食品であり、栄養補給（補助）食品 です。
◇消化が困難な硬い花粉の皮殻は、花粉を数週間はちみつに漬けておくことにより溶けてしまうの で、花粉の成分が身体の中で十分消化されやすくなっています。
◇食べる量は1日小さじ2〜3杯です。

ロイヤルゼリー入りはちみつ(125g入り)

◇ハタラキバチより50倍以上も長生きするといわれる女王バチの唯一の食べ物であるロイヤルゼリ ーが入ったはちみつです。
◇市販されているロイヤルゼリー入りはちみつのロイヤルゼリー含有率は1%程度ですが、この商品 ははちみつの味を壊さない程度一杯の2.5%と高いものです。

プロポリス（リキュール）

◇ずばりミツバチが贈ってくれた天然の抗生物質です。
◇特に予防または健康補助食品として役立ちます。
◇エッセンス（エッセンシャルオイルが蒸留される前の状態）が約5%含まれてます。
◇一般の飲用プロポリスは90度以上のアルコールが使用されていますが、この商品は55度のリキュ ール（プルーンとアップル）を使用しています。
◇集められる主な樹脂は、すもも、白樺、柳、ポプラ、とねりこなど･･･採集したプロポリスは、 精製し、約55度の蒸留酒に約6週間つけられます。あく抜きのために、生産物をろ過し、それを小 ビンに詰めます。ビンに入れるプロポリスの量は完全に飽和した溶液にさせます。
蒸留酒について
防腐剤、その他の添加物の入っていない純粋なリンゴとプルーンを醗酵させて作られたリキュールです。
粘　土

　粘土は岩石（花崗岩など）が徐々に変化してできるもので、化学的にアルミニウム・マグネシ ウム・鉄からできる珪酸塩から成り立っています。
分子の構造いわゆる結晶または化学の構成要素から粘土は様々な種類に分けられます。その区別 は主に光の解析で行われます。結晶の構造や化学の構成要素について、顕微鏡による分析、電子 工学分析、示差熱分析などによって得られるデータだけでは粘土の一部分しか分かりません。

　粘土は上に述べた分析によって区別され、粘土の色で種類を区別すること はできません。粘土の色はFeO, Fe2O3, Al2O3 の分子の割合により決定されます。同じ種類であってもいろな様々です。
　粘土の使い方は様々であり、昔から治療や美容、におい消し、精製、脱色などに使われ、その 種類もいくつかあります。そのうち弊社では、南フランスにある会社からフランス薬局方に基準 に従った3種類を輸入しています。
　その3種類はカオリン[KAOLIN]、モンモリオナイト[MONTMORILLONITE]*、ラスル[RASSOUL]です。 詳しい説明についてはアロマトピア7号(p.90-92)をご参照下さい。
*：別名フーラーズアース(Fuller's earth)、モンモリロナイト
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お知らせ

ラベンダーについて
今年採れたばかりのラベンダー到着！


　弊社が扱っているラベンダーはすべて野生のラベンダーですが、最近フランスでは野生のラベ ンダーが大量に取れなくなってしまいました。そのわけは収穫はすべて手作業で行われ、生育が 岩場で、道がないところのため、さらに人件費が非常に高くなったことと野生のラベンダーがだ んだん少なくなってきたことです。そういうわけで今回少量しか手に入らなかったため、残念な がら、野生のラベンダーのバルク売りはできなくなりました。

野生のラベンダーは10mlのみの販売

　ラベンダーの中の宝石といわれている野生のラベンダーは10mlの販売となります。
　1980年代の初め頃、フランス政府はフランス国内でもっとも品質の良い野生のラベンダーが生 育している地域を限定し、その地域の野生のものおよび野生のラベンダーを栽培したものにAOCと いう商標を定めました。この特定銘柄のラベンダーはフランス語で"Population"と言われています。 辞書を引くと、人口または住民という意味です。この意味は一定の地域に済んでいる人をさして います。つまり種は同じでそれぞれの個性が違うということです。

新発売「ラベンダー（仏AOCグレード）」

　株と株の多少の不均質は見られますが、こういうラベンダーは栽培をはじめたときから野生の ラベンダーの次に良いものだといわれています。AOCというのはフランス語で"Appellation d'Origine Controlee"（特定銘柄）と言いますが、昔はこのような栽培方法しかありませんでした。弊社では 今後「ラベンダー仏AOCグレード」という名称これらのラベンダーも販売致します。
　ラバンジンの栽培の例に倣って、ラベンダーもクローン化されてきました。現在、主なラベンダ ーはこの種のものです。これらのラベンダーは株と株の均質性および抽出率が高くて栽培と収穫が 簡単なためよく作られていますが、弊社では品質の高い野生またはAOCグレードにこだわっていきます。

商品のごあんない

　弊社は主なエッセンシャルオイルをフランスのラボラトリーから輸入して販売しています。この ラボラトリーは芳香植物の栽培をはじめ、エッセンシャルオイルや芳香植物の蒸留、さらに他の原 産地（主に旧フランス植民地）から色々なエッセンシャルオイルを輸入し、世界各国に販売してい ます。
　フランス国内のクライアントは、医師をはじめ自然療法家や薬局です。フランスではエッセンシ ャルオイルは医療にも使われるものですので、このラボラトリーのエッセンシャルオイルはフラン ス薬局方やAFNOR（フランス規格協会）の基準に一致しています。そしてロットごとに分析されて います。
　弊社のオイルは次のような特性を持っています。
　　100%純粋（ピュア）・・・・・・・・・他のエッセンシャルオイルと混ざっていない
　　100%天然（ナチュラル）・・・・・・・合成成分または半合成成分などが加えられてない
　　100%完全（トータル）・・・・・・・・精留しない、成分を取り出さない
　　分析による化学種（ケモタイプ）・・・詳細な分析をしている
　このように弊社で扱っているエッセンシャルオイルは、その植物、抽出方法から製品完成まで厳 しい条件を満たしています。

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